[カリーニングラード(ロシア) 20日 ロイター] - プーチン・ロシア大統領は20日、定年の年齢引き上げ計画を見直す方針を明らかにした。財政均衡化には改革が必要とされているが、改革案は大統領支持率の低下や全国での抗議行動を招いており、見直しは改革の後退を示唆するものとなる。
政府の支持を得て議会に提出された法案は、定年の年齢を男性は60歳から65歳に、女性は55歳から63歳に引き上げる内容で、下院で行われた改正法案の第1読会で可決されている。
しかしプーチン大統領は、カリーニングラードを訪れた際、「最終決定は下されていない。この案件について、あらゆる意見と視点を聞く必要がある」と述べた。
大統領は、政府は年金制度改革の必要性に背を向けているわけではないと釈明したうえで、改革を好きになれないと指摘。「定年の年齢引き上げに関連するさまざまな選択肢のどれも、気に入らない。政府内の人々もほとんど気に入っていないと断言できる」と述べた。