[ワシントン/リヤド 30日 ロイター] - 米ホワイトハウスは30日、サウジアラビアのサルマン国王はトランプ大統領に、必要があれば原油増産が可能であり、サウジには日量200万バレルの生産余力があると述べたとの声明を発表した。これより前、トランプ大統領はツイッターで、国王が200万バレルの増産で合意したと述べており、これを修正した格好となった。

ホワイトハウスは声明で、トランプ大統領は29日、サルマン国王に石油市場には一段の供給が必要だと述べ、国王は必要があれば増産の用意があると述べたと明らかにした。「国王は、サウジには200万バレルの生産余力があり、市場の均衡を維持するために必要であれば、慎重にそれを利用すると語った」という。

石油輸出国機構(OPEC)とロシアを中心とする非加盟産油国は6月22日の会合で、合計で日量70─100万バレルの増産で合意しており、200万バレルの増産幅はこの2倍の規模となる。

ツイートでトランプ大統領は、イランとベネズエラの問題を踏まえ、サウジアラビアに最大200万バレルの増産を通じて穴埋めするよう要請したとし、「彼は合意した!」と書き込んでいた。

一方、サウジのメディアは200万バレルの増産について何も報じず、サウジの石油関連の高官らからのコメントもなかった。

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