[ニューヨーク 18日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して小幅に上昇。米債券利回り上昇や、経済成長が続く兆しを受けて米連邦準備理事会(FRB)がさらなる利上げを行うとの見方が広まったことが背景。

米中の貿易戦争や米国などのシリア攻撃を巡る懸念が後退したこともドルをサポートした。

米連邦準備理事会(FRB)は18日に公表した地区連銀経済報告(ベージュ・ブック)で、「堅調」な企業の借り入れ、消費支出の増加、労働市場の引き締まりを踏まえると米経済は引き続き成長軌道に乗っているとの認識を示した。

アムンディ・パイオニア・インベストメンツ(ボストン)の外為戦略部門責任者、パレシュ・ウパジャヤ氏は、相場が2月以来極めて安定したレンジにあるとした上で、「この狭いレンジにドルをとどめる相反する要因がある」との見方を示した。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.12%高の89.626。同指数は2月半ば以来、88.253─90.932の間で動いている。

ロイターのデータによると、米2年債利回り<US2YT=RR>はこの日、約10年ぶりの高水準となる2.431%に上昇。これを受け、ドイツ2年債<DE2YT=RR>との利回り差は300ベーシスポイント(bp)と、1989年以来約30年ぶりの水準に拡大し、対ユーロでドル買いの要因が強まった。

ユーロ/ドル<EUR=>は0.03%高の1.2374ドル。ドル/円<JPY=>は0.27%高の107.28円。

英ポンド<GBP=D3>は1.4201ドルと0.6%下落。英国立統計局(ONS)が発表した3月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比2.5%と、1年ぶりの低水準だった。

カナダドル<CAD=D4>は0.6%安の1.2630カナダドル。カナダ中銀は金利を予想通り据え置いたが、政策トーンが一部トレーダーの予想ほどタカ派的でなかったと受け止められた。

ドル/円 NY終値 107.23/107.24

始値 107.22

高値 107.31

安値 107.10

ユーロ/ドル NY終値 1.2372/1.2375

始値 1.2372

高値 1.2397

安値 1.2372

(表はロイターデータに基づいています)

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