最新記事
ウクライナ戦争

「完全に破壊した」ウクライナ軍参謀本部、戦闘機でクルスク州のロシア軍基地を攻撃と発表

Ukraine Fighter Jets 'Completely' Destroys Russian Base—Kyiv

2025年3月26日(水)20時05分
イザベル・バンブルーゲン
MiG-29

ウクライナ空軍が運用するMiG-29(2017年7月、キーウ州ヴァスィリキーウ) Volodymyr Vorobiov-Shutterstock

<「クルスク州でウクライナの部隊は包囲された」というトランプ大統領の発言は「誤り」だと欧米の関係筋>

ウクライナ軍は25日、クルスク州の国境近くにあるロシア軍基地を自軍の戦闘機が「完全に破壊した」と発表した。

【動画】立ち上る巨大な爆発の煙...核搭載可能なロシア・サラトフ州「戦略爆撃機の基地」に「過去最大級」の攻撃、その様子を捉えた映像

本誌はロシア外務省に電子メールでコメントを求めている。

ウクライナはロシアの軍事基地を正当な標的としており、ウクライナ軍は定期的にこれらの拠点を攻撃している。通常はロシア国内を攻撃した場合、ウクライナ保安庁(SBU)やウクライナ国防省情報総局(GUR)が声明を出す。

今回の攻撃はウクライナ軍参謀本部が25日に発表したもので、同空軍がクルスク州の軍事基地を攻撃し、最大30人のロシア兵が死亡したという。参謀本部は「攻撃によって施設は完全に破壊された」と述べている。

本誌はこの主張を独自に検証できなかった。ロシアはこの攻撃についてコメントしていない。

1月にもウクライナはクルスク州に新たな奇襲攻撃を仕掛けた。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領と政府高官らは以前、同地が和平交渉の材料になる可能性があるとほのめかしていた。

ウクライナ大統領顧問のミハイロ・ポドリャクは2024年8月の全国テレビ放送で、クルスクへの越境作戦によって、将来の和平交渉がウクライナに有利に進むことを期待していると述べていた。

日本企業
変わる「JBIC」...2つの「欧州ファンド」で、日本のスタートアップ支援に乗り出した理由
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米国防総省、ハーバード大との軍事教育プログラム終了

ワールド

米が6月までの戦争終結要求、ロ・ウクライナに=ゼレ

ビジネス

アングル:ラグジュアリー業界、シェア獲得に向け支出

ワールド

衆院選きょう投開票、自民が終盤まで優勢 無党派層で
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    韓国映画『しあわせな選択』 ニューズウィーク日本版独占試写会 60名様ご招待
  • 4
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 5
    韓国ダークツーリズムが変わる 日本統治時代から「南…
  • 6
    【台湾侵攻は実質不可能に】中国軍粛清で習近平体制…
  • 7
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 8
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 9
    心停止の8割は自宅で起きている──ドラマが広める危険…
  • 10
    日経平均5万4000円台でも東京ディズニー株は低迷...…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 3
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染拡大する可能性は? 感染症の専門家の見解
  • 4
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 5
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 6
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 7
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 8
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 9
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 10
    エプスタインが政権中枢の情報をプーチンに流してい…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中