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早くも市場で冷めつつあるトランプ熱 投資家は政策実行性を疑問視

2017年1月21日(土)12時12分

 米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、ヘッジファンドなど投機筋の米国債と金利先物の売り越しは先週、過去最高を記録。物価が上昇し、米連邦準備理事会(FRB)が追加利上げに踏み切るとの見方が揺らいでいないことが浮き彫りになった。

 ただ、ダウ工業株30種平均が2万ドルの大台を目前に足踏みし、ドルは下落している。こうした市場の動きは税制改革やインフラ投資、規制緩和などトランプ氏の掲げる政策の詳細が明らかになっていないことに投資家が不満を強めていることのあらわれ、とアナリストはみている。

 パイオニア・インベストメンツの外為戦略ディレクターのパレシュ・ウパダヤ氏は「市場は既に好材料を大量に織り込んだ。今度はトランプ氏がすべての政策を実行することはできないと不安を強めている」と話す。

 トランプ氏は経済に関する自身の考えを政策課題としてまとめることはなく、その場その場で政策目標と矛盾するコメントを手当り次第にまき散らし、投資家を混乱させている。最近では米紙ウォールストリート・ジャーナルのインタビューで、米国はドル高で「死にそうになっている」と発言。ドルが急落した。

 (Richard Leong記者)

[ニューヨーク 19日 ロイター]


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