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熾烈、オーストラリア版テロとの戦い

2014年12月16日(火)17時03分
ジョシュア・キーティング

 アメリカ主導のISIS掃討作戦に参加し始めて以来、オーストラリア政府は国民に警戒を呼び掛けている。他の欧米諸国と同じように、シリアで過激な思想に染まったオーストラリア出身のISISメンバーが、自国に戻りテロ攻撃を仕掛ける恐れがあると警鐘を鳴らしている。

 ただし今のところは、そうした動きはみられない。大半は、ISISとはほぼ無関係の単独犯行と考えられている。

 今回の人質立てこもり事件の容疑者は、スピリチュアルな癒しをもたらす自称「聖職者」マン・ハロン・モニス。イラン出身でテロ組織とのつながりはなく、単独で犯行に及んだとみられている。

 モニスはISISやジハード(聖戦)に共感する一匹狼か、あるいは精神異常者かもしれないと、一部の専門家は指摘する。せめてもの救いは、こうした一匹狼はテロ組織に比べると、引き起こす被害がはるかに小さいこと。ただし問題は、こうした輩を見つけ出し、犯行を未然に防ぐのは至難の業ということだ。

© 2014, Slate

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