最新記事

ナイジェリア

「真似しないで」...メーガン妃の「不適切な服装」をナイジェリア大統領夫人が痛烈批判

2024年05月28日(火)14時20分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
ナイジェリアのオルレミ・ティヌブ大統領夫人

REUTERS/Nyancho Nwanri

<ナイジェリア訪問への疑問の声が上がっていたメーガン妃とヘンリー王子だが、ついにファーストレディーからも「服装」に対する批判が...>

5月10日から12日までの3日間日程でナイジェリアを訪問したメーガン妃とヘンリー王子。

すでに公務を引退しているにもかかわらず、まるで「ロイヤルツアー」のような国賓級のおもてなしだけでなく、メーガン妃の露出度の高い服装にも批判の声が上がっていた。

【関連写真】「背中ぱっくり」で学校訪問してしまったメーガン妃 を見る


 

それから約2週間後、ナイジェリアのオルレミ・ティヌブ大統領夫人がメーガン妃の服装を痛烈に批判したのだ。

夫であるボラ・ティヌブ大統領の就任1周年を祝うスピーチの中で、「メーガン妃はここにアフリカを探しにきたのですか?」と述べ、アメリカのセレブがヌードともいえるような露出度の高い服装を着用していることと、それを真似する風潮に苦言を呈した。

【関連動画】メーガン妃の「不適切な服装」をナイジェリア大統領夫人がスピーチで痛烈批判 を見る

「子供たちを救わなければなりません。彼ら[アメリカのセレブ]の服装はどうでしょうか。私たちは「メットガラ」をやっているわけではありません。皆[女性たち]が裸になっていても、男性はしっかりと服を着ているではないですか。なんとかしなくてはいけません。私たちの文化では裸は受け入れられません。それは美しくありません。全く美しくないのです」

会場の参加者をわかせたオルレミ・ティヌブ大統領夫人は自らも上院議員であり、若者のエンパワメントにたずさわる教育者としても知られ、「国民のママ」として慕われている。そのリーダーシップは国際的にも評価され、栄誉ある賞を数多く受賞している。

その教育者がナイジェリアの若者に向かって「アメリカの映画スターを真似しようとしないでください」と、節度ある服装の着用を公の場で諭したことの意味は大きい。

自分の中に43%のナイジェリア人の血が流れているとし、今回の訪問を「帰郷」と表現したメーガン妃。しかし、「私たちは自分が何者であるかを知っている。だから自分たちを見失わない」というファーストレディーの力強い言葉に、どのようなことを思っているのだろうか。

ニューズウィーク日本版 ISSUES 2026
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年12月30日/2026年1月6号(12月23日発売)は「ISSUES 2026」特集。トランプの黄昏/中国AIに限界/米なきアジア安全保障/核使用の現実味/米ドルの賞味期限/WHO’S NEXT…2026年の世界を読む恒例の人気特集です

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米ウクライナ首脳、日本時間29日未明に会談 和平巡

ワールド

訂正-カナダ首相、対ウクライナ25億加ドル追加支援

ワールド

ナイジェリア空爆、クリスマスの実行指示とトランプ氏

ビジネス

中国工業部門利益、1年ぶり大幅減 11月13.1%
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開

  • 3

    ハン・ガンのノーベル文学賞受賞はなぜ革新的なのか?…

  • 4

    「生で食べればいい」にちょっと待った! 注目のブ…

  • 5

    「エピペン」に代わる錠剤投与で食物アレルギー患者…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    女性の胎内で育てる必要はなくなる? ロボットが胚…

  • 3

    2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開

  • 4

    アジア系男性は「恋愛の序列の最下層」──リアルもオ…

  • 5

    アメリカ日本食ブームの立役者、ロッキー青木の財産…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    「恐ろしい」...キャサリン妃のウェディングドレスに…

  • 3

    女性の胎内で育てる必要はなくなる? ロボットが胚…

  • 4

    2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開

  • 5

    ハリウッド大注目の映画監督「HIKARI」とは? 「アイ…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:ISSUES 2026

特集:ISSUES 2026

2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン