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原油先物、04年以来初の35ドル割れ 減産の可能性後退などで

2016年01月07日(木)04時52分

 1月6日、原油先物相場が2004年以来初めて1バレル=35ドルを割り込んだ。イラクのナール・ビン・ウマール油田のようす。昨年12月撮影(2016年 ロイター/Essam Al-Sudani)

[ロンドン 6日 ロイター] - 6日の原油先物市場は、2004年以来初めて1バレル=35ドルを割り込んだ。サウジアラビアとイランの対立を受け、主要輸出国が減産で連携する公算が小さくなったとの見方が広がった。

1606GMT(日本時間7日午前1時6分)時点で、北海ブレント原油先物が1.94ドル安の1バレル=34.48ドル。2004年7月以来の安値水準となった。1日の下落率では、約5週間ぶりの大きさとなる見通しだ。

米原油先物は1.48ドル安の1バレル=34.49ドル。

先週の米ガソリン在庫が1993年以来の大幅増を記録したことも、供給過剰状態を改めて浮き彫りにした。

また、財新/マークイットが明らかにした、12月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が1年5カ月ぶりの低水準となったことなども地合いを悪化させた。

ロイター
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