FRB議長「プライベートクレジット注視」 システミックリスク見られず
写真は米連邦準備理事会(FRB)ビル。2022年6月、ワシントンで撮影。REUTERS/Sarah Silbiger/File Photo
Michael S. Derby
[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は30日、FRBはプライベートクレジット部門の動向を注視しているものの、現時点では金融システム全体を崩壊させるような問題はないとの見方を示した。
パウエル議長はハーバード大学でのイベントで「リスクを軽視している印象を与えるような発言はしたくない」とした上で、「銀行システムとの関連性や連鎖的な危機につながる可能性のある要因を探しているが、今のところ、そうした兆候は見られない」と述べた。
その上で、不透明な金融セクターが現在直面しているいくつかの問題について、「損失を被る人もいるだろうが、より広範なシステミックな問題になる要素は見られない」と指摘。プライベートクレジットについては「非常に大きな資産プールのごく一部に過ぎず、われわれは非常に注意深く監視している」とし、規制当局もこの問題に取り組んでいると述べた。
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