ミランFRB理事「約1%の利下げ必要」、原油高でも物価懸念限定
写真は米連邦準備理事会(FRB)のミラン理事。ギリシャ・アテネで1月撮影。REUTERS/Louisa Gouliamaki
Ann Saphir
[30日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のミラン理事は30日、労働市場の冷え込みに対応するため、FRBは年内に政策金利を約1%ポイント引き下げる必要があるとの考えを改めて示した。
ミラン氏はCNBCのインタビューで「戦争の行われている間は市場が荒れやすい。市場の動きに過度に反応すべきではない」と指摘。原油価格の上昇がインフレ期待の押し上げや「賃金・物価スパイラル」につながる兆しは現時点では出ていないとし、懸念を強める状況にはないとの考えを示した。
FRBは17─18日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を3.50─3.75%に据え置くと決定。ミラン理事は前回1月の会合に続き0.25%ポイントの利下げを主張した。米国とイスラエルによるイランに対する軍事作戦開始以降、市場では利上げ観測が急速に強まっており、ミラン氏の見方は主流派とは異なっている。
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