石油大手株の上昇は限定的、イラン攻撃で原油高騰でも
石油ポンプとイラン国旗のイメージ画像。3月2日撮影のイメージ写真。REUTERS/Dado Ruvic/Illustration
Stephanie Kelly Sheila Dang
[ロンドン/ヒューストン 9日 ロイター] - 米国とイスラエルによる対イラン攻撃を背景に9日の原油先物価格が一時2022年以来の高値を付けた。その一方で、石油大手のシェルやエクソンモービルなどの株価は攻撃後も限定的な上昇にとどまっている。これは影響が短期的になるとの市場関係者の見方を示唆している。
原油先物価格は2月28日のイランへの空爆開始後に4割超も上昇したが、世界のエネルギー企業の株価を追っているiシェアーズ・グローバル・エネルギー上場投資信託(ETF)の上昇率は約2%にとどまる。このことは価格上昇による利益上昇が一時的になるか、原油の減産によって相殺される可能性を示す。
メリウス・リサーチのエネルギー・電力調査部門の責任者、ジェームズ・ウエスト氏は「市場はホルムズ海峡封鎖の早期終結と、それに伴う原油価格の正常水準への急落を予想している」とし、「原油価格の上昇は主に短期のスポット価格に限定されており、長期の原油先物価格には及んでいない」と指摘した。
北海ブレント先物と米WTI先物は週明けに約30%上昇。ブレント先物の直近限月契約は、6カ月先の限月契約を1バレル当たり約36ドル上回っており、需給逼迫が短期にとどまることを表している。
今回の原油価格高騰は、2008年に史上最高値の1バレル=約147ドルを付けた局面を想起させた。当時はイランの核開発を巡る欧米諸国との緊迫化、米ドルの下落、インフレが価格を押し上げた。中国をはじめとする新興経済圏が持続的に成長し、先進国の原油消費が減少することによる影響を相殺すると予想された。
しかし、その史上最高値のわずか数カ月後に金融危機が発生し、原油価格は1バレル=40ドルを下回って、当時としては04年以来の安値となった。
シェル株は今月9日、攻撃前の2月27日の終値から最大4.9%、シェブロンは同2.6%、エクソンモービルは同0.9%それぞれ上昇した。BPは最大で7.8%上げている。
カタリスト・エネルギー・インフラストラクチャー・ファンドのポートフォリオマネージャー、サイモン・ラック氏は、原油先物価格が現物価格ほど高くないことから投資家は供給混乱が長期化しないと予想していると説明する。
さらに、米国のシェールオイル生産企業は米国のエネルギー供給とインフラが安全で、リスクから隔離されていることで恩恵を受けている可能性があり、投資家がこれらの企業をより高く評価していそうだとも指摘した。
米パーミアン盆地で最大の独立系シェールオイル生産企業のダイヤモンドバックは、今月9日の株価が2月27日の終値から最大で7%上昇した。
ガベリ・ファンドのポートフォリオマネージャー、サイモン・ウォン氏は、シェールオイル生産企業のダイヤモンドバック、APA、オクシデンタルの今年に入ってからの株価は石油大手のエクソンモービルやシェブロンに比べて上昇率が小さかったものの、現在では追い上げ始めていると指摘する。
ウォン氏も原油価格の上昇を一時的とし、供給混乱が収まれば落ち着くだろうとの見方も示した。
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