ＪＸ金属、今期業績を上方修正 ＡＩ需要で半導体材料が堅調

　１１月１１日、ＪＸ金属は、２０２６年３月期の連結業績予想（国際会計基準）を上方修正し、純利益を前年比１５．７％増の７９０億円（従来予想７００億円）に引き上げた。写真はＪＸグループのロゴ。２０１５年１１月、都内で撮影（２０２５年　ロイター/Thomas Peter）

［東京　１１日　ロイター］ - ＪＸ金属は１１日、２０２６年３月期の連結業績予想（国際会計基準）を上方修正し、純利益を前年比１５．７％増の７９０億円（従来予想７００億円）に引き上げた。ＡＩ（人工知能）向けサーバーに使う半導体材料など主力製品の需要が想定より強いことなどを反映した。ＩＢＥＳがまとめたアナリスト１０人の予測平均７６７億円を上回った。

同日発表した２５年４─９月期の連結業績は、純利益が前年同期比１６．９％増の４２９億円だった。