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韓国、グーグルの地図データ輸出要請に対する決定を再延期

2025年11月11日(火)15時32分

 11月11日、韓国の国土交通省は、米グーグルが申請した地図データの輸出許可について、判断を再度延期したと発表した。写真は、英ロンドンのオフィス入口に描かれた同社のロゴ。2019年1月撮影(2025年 ロイター/Hannah McKay)

[ソウル 11日 ロイター] - 韓国の国土交通省は11日、米グーグルが申請した地図データの輸出許可について、判断を再度延期したと発表した。国土地理情報院が同社に対し2026年2月5日までに追加資料の提出を求め、提出後に可否を決定する方針を示した。

グーグルは国外サーバーでの地図データ利用を認めるよう求めているが、韓国当局は07年と16年にセキュリティー上の懸念から申請を却下している。

同社はこれまでに重要施設の画像をぼかすことに同意し、9月には国内の座標情報を表示しないようにするという韓国側の要請に応じる意向も示した。

しかし国交省はこうした方針を反映した最新の申請書はまだ提出されておらず、同社のこれまでの声明と提出書類の内容に矛盾があるため、審査が困難になっていると説明した。

ロイター
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