ニュース速報

ビジネス

米消費者物価コア指数、12月は11カ月ぶりの高い伸び

2018年01月13日(土)02時18分

 1月12日、昨年12月の米消費者物価コア指数が、11カ月ぶりの大きな伸びを示した。写真はニューヨークの商業施設で2015年11月撮影(2018年 ロイター/Andrew Kelly/File Photo)

[ワシントン 12日 ロイター] - 米労働省が12日発表した2017年12月の消費者物価指数(CPI)は、月ごとの変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数が前月比0.3%上昇した。17年1月以来、11カ月ぶりの大幅な伸びで、インフレが18年に加速するとの見方を支える内容となった。

新車や家賃、ヘルスケアの値上がりが全体をけん引した。

前年同月比では1.8%上昇し、11月の1.7%から伸びが拡大した。市場予想は前月比0.2%、前年比1.7%の伸びだった。

キャピタル・エコノミクスの首席米国エコノミスト、ポール・アッシュワース氏は「米連邦準備理事会(FRB)が今年、一段と積極的な100ベースポイント(bp)の利上げを実施するとのわれわれの予想が裏付けられた」と述べた。

ガソリン安に伴い、消費者物価の総合指数は0.1%の上昇にとどまった。11月は0.4%の伸びだった。前年同月比では12月が2.1%、11月は2.2%の上昇だった。

ガソリン価格は2.7%と大きく値下がり。前月は7.3%値上がりしていた。

賃貸家賃は0.4%上昇。帰属家賃も0.3%伸びた。医療サービスは0.3%上昇した。

新車は0.6%上昇。11カ月ぶりの大きな伸びだった。

食品は0.2%上昇。10、11月は横ばいだった。

今週発表の輸入物価、卸売物価はともに低調だったが、物価上昇率は今後持ち直す可能性も出てきた。

エコノミストの観測では、労働市場が引き締まりを続け、原油価格が上昇基調となり、ドル安が加われば、物価上昇率は今年中にFRBの目標である2%に向かうとみられている。

*内容を追加して再送します。

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米USTR、新たな301条調査開始へ 主要国の大半

ワールド

トランプ氏、10%の代替関税に署名 最高裁の違憲判

ワールド

トランプ氏、10%の代替関税に署名 最高裁の違憲判

ワールド

アングル:米相互関税に違憲判決、世界経済の先行き依
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由...「落葉帰根」派も「落地生根」派も
  • 4
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 5
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 6
    中国政府に転んだ「反逆のアーティスト」艾未未の正体
  • 7
    ディープフェイクを超えた「AI汚染」の脅威──中国発…
  • 8
    「窓の外を見てください」パイロットも思わず呼びか…
  • 9
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 10
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 3
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 4
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 5
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 6
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 7
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 8
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 9
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 10
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中