ニュース速報

ビジネス

独ダイムラー、メルセデス好調で増益 企業構造を見直し

2017年07月26日(水)19時28分

 7月26日、独自動車大手ダイムラーの第2・四半期の利払い・税引き前利益(EBIT)は37億4000万ユーロと、前年同期比15%増加したものの、市場予想(38億0700万ユーロ)を下回った。写真はシュトゥットガルトで2016年2月撮影(2017年 ロイター/Michaela Rehle)

[フランクフルト 26日 ロイター] - 独自動車大手ダイムラーのツェッチェ最高経営責任者(CEO)は、欧州委員会がカルテル疑惑で調査しているが、他の自動車メーカーとの協力関係に影響することはないとの見方を示した。

第2・四半期業績の発表会見で同CEOは、カルテル問題がBMWとの共同調達合意などの協力関係に影響するかとの質問に対し、「合法的に運用しているため影響はない」と述べた。

独メーカーが共謀したのかとの質問に対しては、憶測に関与しないうようアドバイスされているとした上で、欧州委はダイムラーに正式な調査を開始したわけではないと指摘した。

CEOはまた、ダイムラーの企業構造を見直しているとし、成長につながる場合は一部の部門を分離する可能性があると述べた。ただユッバー最高財務責任者(CFO)は、トラック部門の売却か上場を計画しているのかとの質問に対し、現時点では完全分離を見通してはいない、と語った。

第2・四半期の利払い・税引き前利益(EBIT)は37億4000万ユーロと、前年同期比15%増加したものの、市場予想(38億0700万ユーロ)を下回った。

ただ高級車部門メルセデスベンツは販売が好調で同部門の利益率は10.2%に上昇した。

同部門の販売台数は59万5200台。中国の需要が28%増加したほか、ドイツ国内の需要もわずかながら上向いた。

ダイムラーは、トラック、バン両部門の業績見通しを引き上げ、EBITは前年の水準に達する見込みとした。これまではバン、バス部門のEBITが前年を下回ると予想していた。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2017 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:「オルバン長期政権後」に賭ける投資家、ハ

ワールド

中国がイランに防空ミサイル、供与を準備とCNN報道

ワールド

米とイランの交渉団がパキスタン入り、レバノン停戦な

ビジネス

経産省、ラピダスへの6315億円の追加支援決定 総
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国防軍は崩壊寸前」
  • 4
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 5
    目のやり場に困る...元アイスホッケー女性選手の「密…
  • 6
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 7
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 8
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 9
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 10
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 7
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 8
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 9
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 10
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中