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フランス、失業率抑制に向け一段の対応可能=中銀総裁

2016年01月27日(水)19時39分

 1月27日、ビルロワドガロー・フランス銀行総裁は、過去最悪の水準にある失業率の抑制に向けて、一段の対応が可能であり、またその必要があるとの認識を示した。写真はパリで12日撮影(2016年 ロイター/Philippe Wojazer)

[パリ 27日 ロイター] - ビルロワドガロー・フランス銀行(中央銀行)総裁は、過去最悪の水準にある失業率の抑制に向けて、一段の対応が可能であり、またその必要があるとの認識を示した。27日付掲載の仏紙Ouest─Franceとのインタビューで述べた。

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーも兼ねる同総裁は、「責任協定」や税額控除(CICE)など、競争力強化に向けた一連の改革は効果が上がっている、と指摘。

総裁は「フランスは失業率低下に向けて、一層の努力が可能であり、そうすべきだ」とした上で「ただし、失業者や若者には政治措置を待っている時間はない。労働コストを含む、一連の改革を断行し続けることが肝要だ」と述べた。

総裁はまた、同国の銀行について、世界金融危機前と比べて堅実度は「倍増」していると付け加えた。

ロイター
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