「韓国のトランプ」李在明、ポピュリズムで掴んだ勝利の代償とは?
SOUTH KOREA’S TRUMP

大統領選で終始リードを保った共に民主党の李在明が「3度目の正直」でトップの座へ CHUNG SUNG-JUN/GETTY IMAGES
<尹錫悦の弾劾を経た出直し選挙で勝利した李在明。だがその政権は、司法リスクと政策の空白、そして社会の分断という三重の難題に直面している>
社会における分断を克服する道は2つある。長期的には経済成長であり、これにより根底にある人々の不満が解消できる。対して短期的な方法は尹錫悦(ユン・ソンニョル)を中心とする内乱陰謀勢力の撲滅だ。
内乱により社会を分断しようとした彼らを排除することこそが社会的分断を克服するための道である。(第2回大統領候補者討論会での李在明(イ・ジェミョン)の発言の要約)
6月3日の韓国大統領選で、「共に民主党」候補者の李在明が当選した。
選挙戦では一時、「国民の力」候補者の金文洙(キム・ムンス)前雇用労働相に支持率にして1桁台まで迫られる局面があったものの、終始、他の候補者をリードし続けた。2017年から22年までの文在寅(ムン・ジェイン)政権が終わってわずか3年で、進歩派の大統領が再び誕生することになった。
国会の多数を野党に握られ、そのコントロールに苦しんだ挙げ句、戒厳令を宣布するに至った尹錫悦政権と異なり、李が率いる新与党は全300議席中、175議席を占めており、同じ進歩派に属する祖国革新党や進歩党を合わせるとその議席数は188議席にも達している。
一見、大統領与党が国会の大多数をも押さえる安定政権の誕生、に見える。
とはいえ、それでは来たるべき李在明政権の前途は安泰か、と言えば必ずしもそうだとは言えない。
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