最新記事
動物

巨大なクマを飼い猫が撃退! 防犯カメラが捉えた「勇姿」が話題に

2023年9月27日(水)19時30分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
飛び掛かる猫

(写真はイメージです) Seregraff-Shutterstock

<「こんな猫見たことない」とネットユーザーから驚きの声>

米ペンシルベニア州ブッシュキルで、家の外をうろついていた巨大なクマを飼い猫が撃退する劇的な場面が記録された。にわかには信じがたいその瞬間を捉えた防犯カメラの映像が公開されて話題になっている。

【動画】ダビデとゴリアテ? 防犯カメラが捉えた、巨大クマを撃退する飼い猫の「勇姿」

動画は今年7月のもので、玄関先の様子をリアルタイムで確認できるセキュリティカメラ「Ring」によって記録された。

暗闇から姿を現した大柄なアメリカクロクマは食べ物を探しに来たとみられ、匂いを嗅ぎながらゆっくりと建物の方に近づいていく。すると次の瞬間、画面手前から目にもとまらぬ速さで猫が登場し、自分より何倍も大きなクマを威嚇。これに驚いたクマは後ろ足で直立し、それから徐々に後退りする様子が見て取れる。

動画を視聴したネットユーザーからは、「こんな猫見たことない」「簡単にその場を離れることもできたのに立ち向かうことを選んだ」など驚きの声が寄せられているほか、クマが餌や水を入れるボウルに近づこうとした途端に行動に出た点に着目して「縄張り意識が強い動物だ」と冷静に状況を考察するコメントも見られた。

ペンシルベニア州狩猟委員会によると、州内には推定2万頭のアメリカクロクマが生息している。活動範囲に暮らすペットの飼い主が必要な対策を怠れば、クマは彼らの脅威にもなり得るという。同州では2020年、散歩中にクマの襲撃を受けてペットの犬が殺される事件も発生している。

ニューズウィーク日本版 英語で学ぶ国際ニュース超入門
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年5月6日/13日号(4月30日発売)は「英語で学ぶ 国際ニュース超入門」特集。トランプ2.0/関税大戦争/ウクライナ和平/中国・台湾有事/北朝鮮/韓国新大統領……etc.

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


ビジネス
栄養価の高い「どじょう」を休耕田で養殖し、来たるべき日本の食糧危機に立ち向かう
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

日本との関税協議「率直かつ建設的」、米財務省が声明

ワールド

アングル:留学生に広がる不安、ビザ取り消しに直面す

ワールド

トランプ政権、予算教書を公表 国防以外で1630億

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、堅調な雇用統計受け下げ幅縮
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 2
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 3
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単に作れる...カギを握る「2時間」の使い方
  • 4
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 5
    目を「飛ばす特技」でギネス世界記録に...ウルグアイ…
  • 6
    古代の遺跡で「動物と一緒に埋葬」された人骨を発見.…
  • 7
    宇宙からしか見えない日食、NASAの観測衛星が撮影に…
  • 8
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が…
  • 9
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 10
    なぜ運動で寿命が延びるのか?...ホルミシスと「タン…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 5
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が…
  • 9
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 10
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中