ウクライナのゼレンスキー大統領は25日、ロシアの民間軍事会社ワグネルによる反乱について米国、カナダ、ポーランドの首脳とそれぞれ電話会談を行ったとし、今回の反乱の動きでプーチン大統領の弱さが露呈されたと述べた。

ロシア軍首脳と対立してきたワグネルの創設者プリゴジン氏は24日に武装蜂起を宣言、ただ、反乱は1日で収束した。

ゼレンスキー氏はバイデン米大統領との電話会談後に発表した声明で「きのうの出来事はプーチン政権の弱さを露呈した」と指摘。

「われわれは、敵対行為についての経過とロシアで起きている事について話し合った。国際秩序が回復するまで世界はロシアに圧力をかけなければならない」と語った。

バイデン氏とは長距離武器を中心にした防衛協力の拡大や来月リトアニアの首都ビリニュスで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に向けた調整、バイデン氏が推進する「世界平和サミット」についても話し合ったという。

ゼレンスキー氏は別の声明で、カナダのトルドー首相とも電話会談し、ロシア軍が占拠するウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所の状況について説明したと明かした。

[ロイター]
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