「水の都」ベネチアが水不足で干上がる

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＜近年、極端な低潮が起きる一方、高潮による浸水被害が頻発しているベネチア。気候変動と地盤沈下の影響は今後いかに＞

ゴンドラが行き交う「水の都」ベネチアで2月6日、干潮時の水位が平均潮位より60センチ以上低くなり、水運交通が機能しない事態に。

ベネチアでは近年、気候変動と地盤沈下の影響で極端な低潮が起きる一方、高潮による浸水被害が頻発。観光業にも大打撃で、市当局は海水の流入を防ぐ巨大水門「モーゼ」を稼働させ街を守ろうと必死だ。