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親ロ派

ウクライナ南部ヘルソン州、「副知事」名乗る親ロ派幹部が交通事故死

2022年11月10日(木)09時30分
キリル・ストレモウソフ

ウクライナ南部ヘルソン州の「副知事」を名乗る親ロシア派のキリル・ストレモウソフ氏(写真)が9日、ヘルソン州で車に乗って移動中、交通事故死した。提供写真(2022年 ロイター/Kirill Stremousov Telegram Channel/Handout via REUTERS)

ウクライナ南部ヘルソン州の「副知事」を名乗る親ロシア派のキリル・ストレモウソフ氏が9日、ヘルソン州で車に乗って移動中、交通事故死した。ロシアが任命したヘルソン州の責任者、ウラジーミル・サルド氏が死亡を確認した。

ストレモウソフ氏は2月24日のロシアによる侵攻前は無名のブロガーだったが、ロシアのプーチン大統領が一方的に「併合」を表明したヘルソン州でナンバー2に上り詰めた。

ソーシャルメディアに活発に投稿し、親ロシア姿勢を表明。死亡する数時間前も、ウクライナに存在すると主張する「ナチス」を非難し、ロシア軍はウクライナ南部を「完全に制御」していると表明していた。

ロシアはウクライナ軍の攻勢を理由にヘルソンの住民に退避を勧告。ストレモウソフ氏の死はロシアにとり打撃になる可能性がある。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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