最新記事

米事件

「これがアメリカの悲しい現実」 銃撃事件の最中、何も気付かない女性TikToker

Woman Unknowingly Wanders Through Philadelphia Shooting in Chilling Video

2022年7月16日(土)19時19分
キャサリン・フェリス

「あの男性は警告しようとしていたのだろう」

視聴者たちはコメント欄で、@rachhkentの体験について意見を交わした。「正直なところ、まさにアメリカらしい体験だ」と、ある者は感想を述べている。別のコメントには、「あなたが動画で、『実際にはただの花火だ』、『全員がピリピリしている』と言ったとき、胸が張り裂けそうだった」と書かれている。「とても悲しいことだが、これがアメリカの現実だ」

@rachhkentが拒絶した男性は、何が起きているかを警告しようとしたのかもしれないという意見も寄せられている。「あの男性が『付いて来い』と言ったのはおそらく、自分も逃げながら、あなたに警告しようとしていたのだろう」とするコメントもあった。

また、なぜ警察は@rachhkentに、屋内に避難するよう伝えなかったのかと疑問を唱える人もいた。@rachhkentはこれに対し、路上で警官たちとすれ違った直後に、銃撃事件が起きたのではないかと述べている。

@rachhkentはコメント欄で、「フィラデルフィアの街はいつも混乱状態なので、何かが起きているとは思わなかった」と記している。

「本当に、あなたが無事で良かった」というコメントも寄せられた。「今夜が全く違う結末になっていた可能性もある。そうならなくて良かった。あなたの心が回復することを願っている」

@rachhkentは続編の動画で、市から受け取ったテキストメッセージを紹介している。最初のメッセージは午後10時6分。「セキュリティー・インシデント」が発生したという内容だった。その後、「大切な人と連絡をとるための情報」を提供するメッセージが複数届いた。
(翻訳:ガリレオ)

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

ウクライナ、米国の和平案を受領 トランプ氏と近く協

ワールド

トランプ氏、民主6議員を「反逆者」と非難 軍に違法

ビジネス

米9月中古住宅販売、1.2%増の410万戸 住宅金

ワールド

中ロ、ミサイル防衛と「戦略安定」巡り協議 協力強化
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判殺到、そもそも「実写化が早すぎる」との声も
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    【銘柄】イオンの株価が2倍に。かつての優待株はなぜ成長株へ転生できたのか
  • 4
    ロシアはすでに戦争準備段階――ポーランド軍トップが…
  • 5
    アメリカの雇用低迷と景気の関係が変化した可能性
  • 6
    幻の古代都市「7つの峡谷の町」...草原の遺跡から見…
  • 7
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 8
    【クイズ】中国からの融資を「最も多く」受けている…
  • 9
    EUがロシアの凍結資産を使わない理由――ウクライナ勝…
  • 10
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 4
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 5
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 6
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 7
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 8
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 9
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 10
    「ゲームそのまま...」実写版『ゼルダの伝説』の撮影…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 9
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 10
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中