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アップルが時価総額「世界一」から転落したワケ

2022年5月16日(月)16時40分
ニューズウィーク日本版編集部
アップルのクックCEO

SOURCE PHOTO BY STEPHEN LAMーREUTERS

<首位を奪ったのはあの国営企業だった>

5月11日、米テック大手アップルが、時価総額で世界トップの座から2位に転落した。

アップル株は5.2%の大幅安となり、時価総額は2兆3700億ドルに。

代わりに2020年以来の首位に返り咲いたのは、サウジアラビアの国営石油大手サウジアラムコだ。

世界的な原油高を背景に同社株は今年に入ってから27%高騰し、11日時点の時価総額は2兆4300億ドルとアップルを逆転した。

一方のアップル株は、インフレなどのあおりを受けて今年1月4日のピーク時から20%近く下落。

同社が5月下旬から従業員に週3日の出社義務を課すのに先立ち、複数の幹部社員が退社したことも影響しているとみられている。

2兆4300億ドル

サウジアラムコの時価総額

2兆3700億ドル

アップルの時価総額

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