<米朝首脳会談の決裂以降、危機感を募らせる韓国では核保有への支持が高まっている。それも「自前」への支持が、「米軍による配備」を大きく上回る結果に>

2019年2月にベトナム・ハノイで行われた米朝首脳会談で北朝鮮の非核化をめぐる交渉が決裂し、その後も進展がないなか、韓国人の大多数が自国の核保有を望んでいることが分かった。米シンクタンクのシカゴ国際問題協議会が行った韓国の世論調査で、韓国独自の核開発を支持する人は71%に上った。

自国の核開発か、米軍による韓国への核配備かの2択になると、前者への支持が67%で後者が9%と韓国人はアメリカの核の傘よりも自前での核保有を求めているようだ。背景には、韓国人の82%が北朝鮮が核を放棄するとは考えていないことがある。

71%

自国での核開発を支持する韓国人

56%

米軍による韓国への核配備を支持する韓国人

82%

北朝鮮は核を放棄しないと考える韓国人

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 ベトナム化するイラン戦争
2026年9月1日号(8月25日発売)は「ベトナム化するイラン戦争」特集。

曖昧すぎる目標、敵国の軽視、自国軍事力への過信……長期化・泥沼化したベトナム戦争との共通点

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます