最新記事

仮想通貨

仮想通貨取引所リキッドにサイバー攻撃 被害総額100億円以上

2021年8月20日(金)09時51分
仮想通貨の取引所

暗号資産(仮想通貨)取引所のリキッドは19日、ハッカー攻撃を受けたことを明らかにした。被害総額は推定9400万ドル以上。スイスで6月撮影。(2021年 ロイター/Arnd Wiegmann)

暗号資産(仮想通貨)取引所のリキッドは19日、ハッカー攻撃を受けたことを明らかにした。被害総額は推定9400万ドル(約103億3000万円)以上。

同社はツイッターに「#LiquidGlobalウォームウォレットが不正なアクセスを受けたため、コールドウォレットに資産を移している」と投稿。暗号資産の入出庫を停止したことを明らかにした。

資産の移動先を追跡しており、資金の凍結・回収のため、他の取引所と協力しているとも表明した。

ウォーム(ホット)ウォレットは、常にオンラインに接続されており、ユーザーが容易に仮想通貨にアクセスできる。コールドウォレットは、オンラインに接続されておらず、通常は安全性が高い。

ロンドンのブロックチェーン分析会社エリプティックによると、被害総額は9400万ドル以上。うち4500万ドルはイーサリアムのブロックチェーンに接続されたトークンという。

エリプティックは、ハッカーがこのトークンを分散型(ピアツーピア)取引所で仮想通貨イーサに変換していると指摘。盗まれた資金の追跡でリキッドを支援していることも明らかにした。

分散型金融(DeFi、ディーファイ)を手掛けるポリ・ネットワークは先週、不正流出した約6億1000万ドル分の仮想通貨のほぼ全額がハッカーから返還されたと明らかにした。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2021トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・誤って1日に2度ワクチンを打たれた男性が危篤状態に
・インド、新たな変異株「デルタプラス」確認 感染力さらに強く
・世界の引っ越したい国人気ランキング、日本は2位、1位は...


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国AI企業、「クロード」不正利用しモデル改良 ア

ワールド

ウクライナ南部で爆発、警察官7人負傷 警官被害の爆

ワールド

再送米と「駆け引き」なら高関税、トランプ氏警告 最

ワールド

トランプ氏の機密文書持ち出し事件、米地裁が報告書公
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 3
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面を突き破って侵入する力の正体が明らかに
  • 4
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 5
    ペットとの「別れの時」をどう見極めるべきか...獣医…
  • 6
    揺れるシベリア...戦費の穴埋めは国民に? ロシア中…
  • 7
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 8
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 9
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 10
    IMF、日本政府に消費減税を避けるよう要請...「財政…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 7
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 10
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中