最新記事

中東

イスラエルとハマスが停戦 エジプトが仲介、停戦監視に代表団を派遣へ

2021年5月21日(金)09時13分
パレスチナ自治区ガザ

イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの停戦が21日、仲介国エジプトが設定した時刻に発効した。ガザで撮影(2021年 ロイター/Ibraheem Abu Mustafa)

イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの停戦が21日、仲介国エジプトが設定した時刻に発効した。バイデン米大統領は、ガザ地区のパレスチナ人への人道支援を行い、ここ数年で最悪となった戦闘の被害からの復旧支援を急ぐ考えを示した。

停戦発効時刻の午前2時(20日2300GMT、日本時間21日午前8時)直前にもパレスチナによるロケット弾の発射は続き、イスラエルは少なくとも1回の空爆を行った。

双方とも停戦合意が守られなければ報復する用意があると表明している。エジプト政府は停戦監視に向け、代表団の派遣を発表した。

戦闘が続く中、バイデン氏はイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、緊張緩和を促していた。また、エジプトやカタール、国連は停戦に向けた仲介を模索、国際社会の働き掛けが強まっていた。

バイデン氏は20日のテレビ演説で、イスラエル人とパレスチナ人の遺族に哀悼の意を示すと共に、国連や国際社会と協力して迅速な人道支援を行うと表明した。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2021トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・イスラエル空爆によるガザ地区の死者は、ハマスのロケット弾攻撃による過去25年間の死者を上回る
・憎悪の生中継、ユダヤ系極右がアラブ系住民を「集団リンチ」
・世界の引っ越したい国人気ランキング、日本は2位、1位は...


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ECB、25年も赤字計上 リバランスで第1四半期に

ワールド

米有権者、不法移民の送還支持、強硬手法には反対=世

ビジネス

訂正-トランプ関税の混乱、新興国経済にまだ打撃見ら

ワールド

米ICE、急速な人員拡大で身元調査が停滞 不祥事リ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウクライナ戦争5年目の現実
  • 4
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    最高裁はなぜ「今回は」止めた?...トランプ関税を違…
  • 7
    3頭のクマがスキー客を猛追...ゲレンデで撮影された…
  • 8
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 9
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 10
    【クイズ】サメによる襲撃事件が最も多い国はどこ?
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 6
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 9
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 10
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中