最新記事

災害

コロナ禍のインドを大型サイクロンが直撃 16人死亡・20万人超が避難

2021年5月18日(火)11時53分
大型サイクロン「タウテ」の被害を受けたインド

インドが20年に1度の大型サイクロン「タウテ」の直撃を受けている。西部グジャラート州では港湾や空港が閉鎖されたほか、電柱や建物が倒れるなどして停電が発生。20万人超が避難する事態となっている。写真はムンバイで17日撮影(2021年 ロイター/Francis Mascarenhas)

インドが20年に1度の大型サイクロン「タウテ」の直撃を受けている。西部グジャラート州では港湾や空港が閉鎖されたほか、電柱や建物が倒れるなどして停電が発生。20万人超が避難する事態となっている。

悪天候は数時間続くとみられ、新型コロナウイルス対応に苦慮する同国にさらなる圧力がかかっている。

「タウテ」は沿岸部のケララ州、カルナタカ州、マハーラーシュトラ州を北上し、これまでに16人が死亡。マハーラーシュトラ州に位置する金融都市ムンバイでも洪水が発生し、鉄道の浸水や主要道路が通行止めになるなどの被害が出た。

インド気象局(IMD)は「タウテ」の勢力を示す表現を「深刻」から「極めて深刻」に引き上げた。グジャラート州当局者によると、この規模のサイクロンが同州に上陸するのは約20年ぶり。1998年に上陸したサイクロンでは少なくとも4000人が死亡している。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2021トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・インドのコロナ取材、欧米メディアの非常識...病室に押しかけ火葬を蹂躙
・インドの感染爆発は5G実験のせい?──政府は打ち消しに躍起
・世界の引っ越したい国人気ランキング、日本は2位、1位は...


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ウォラーFRB理事、2月雇用統計堅調なら金利据え置

ワールド

米国防長官、アンソロピックCEO呼び出しへ AIの

ワールド

トランプ氏が警告、最高裁判断受け「駆け引き」なら高

ワールド

新たなトランプ関税、貿易合意への影響限定的に=英首
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 3
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面を突き破って侵入する力の正体が明らかに
  • 4
    ペットとの「別れの時」をどう見極めるべきか...獣医…
  • 5
    揺れるシベリア...戦費の穴埋めは国民に? ロシア中…
  • 6
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 7
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 8
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 9
    「高市トレード」に「トランプ関税」......相場が荒…
  • 10
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 5
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 8
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 9
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 10
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中