最新記事

感染症対策

「トランプ大統領は新型コロナウイルス検査で陰性、他人に感染せず」主治医

2020年10月13日(火)11時35分

トランプ米大統領の主治医ショーン・コンリー氏は、大統領が新型コロナウイルス検査で陰性と判定されたことを明らかにし、周囲には感染しないとの見解を示した。ホワイトハウスで10日撮影(2020年 ロイター/Tom Brenner)

トランプ米大統領の主治医ショーン・コンリー氏は12日、大統領が新型コロナウイルス検査で陰性と判定されたことを明らかにし、周囲には感染しないとの見解を示した。

ホワイトハウスが公表したメモの中でコンリー氏は、トランプ大統領が米アボット・ラボラトリーズの抗原検査「BinaxNOW」を使用した連日の検査で陰性だったと指摘。陰性判定や他の臨床・検査データは「検出可能なウイルス複製がないことを示唆している」とした。

その上で、データや米疾病対策センター(CDC)の指針に基づき、「他人に感染しない」と医師団が判断したことを明らかにした。

トランプ氏は12日夜にフロリダ州で、今月2日に感染を公表して以来となる選挙集会を開く。

トランプ氏に対しては、集会に参加する支持者やホワイトハウスの職員にマスク着用やソーシャルディスタンス(社会的距離)の指針順守を呼びかけていないとの批判が出ている。トランプ氏の側近の間では、少なくとも11人がウイルス検査で陽性と判明している。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


ニューズウィーク日本版 2029年 火星の旅
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年5月20日号(5月13日発売)は「2029年 火星の旅」特集。アメリカが「赤い惑星」に自給自足型の都市を築く日

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

英労働市場の冷え込み続く、被雇用者数が減少 賃金の

ビジネス

コスモエネルギーHD、今期は減収減益を予想 原油価

ビジネス

ホンダ、今期の営業利益5割減予想 米関税や円高が下

ワールド

ベトナム、模倣品・海賊版対策を強化 米国からの関税
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:2029年 火星の旅
特集:2029年 火星の旅
2025年5月20日号(5/13発売)

トランプが「2029年の火星に到着」を宣言。アメリカが「赤い惑星」に自給自足型の都市を築く日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    カヤック中の女性がワニに襲われ死亡...現場動画に映った「殺気」
  • 3
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王子との微笑ましい瞬間が拡散
  • 4
    母「iPhone買ったの!」→娘が見た「違和感の正体」に…
  • 5
    「出直し」韓国大統領選で、与党の候補者選びが大分…
  • 6
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 7
    ゴルフ場の近隣住民に「パーキンソン病」多発...原因…
  • 8
    「がっかり」「私なら別れる」...マラソン大会で恋人…
  • 9
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 10
    ロシア艦船用レーダーシステム「ザスロン」に、ウク…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 5
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 6
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王…
  • 7
    カヤック中の女性がワニに襲われ死亡...現場動画に映…
  • 8
    ゴルフ場の近隣住民に「パーキンソン病」多発...原因…
  • 9
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 10
    母「iPhone買ったの!」→娘が見た「違和感の正体」に…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 5
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 10
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中