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米空母セオドア・ルーズベルトの新型コロナ感染、乗組員6割に抗体確認

2020年6月9日(火)11時05分

米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」艦内での新型コロナウイルス感染に関する調査で、乗組員の約6割から抗体が確認されたことが、当局者2人の話で分かった。グアムで5月撮影(2019年 ロイター/US NAVY)

米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」艦内での新型コロナウイルス感染に関する調査で、乗組員の約6割から抗体が確認されたことが、当局者2人の話で分かった。

海軍と疾病対策センター(CDC)は4月、ウイルスの存在に対する免疫システムの攻撃反応によって作られ、一定期間血液中にとどまる特定の抗体の存在を調べるため、血清検査の実施を開始した。

4月時点で新型コロナに陽性反応を示した乗組員は1100人超と、全体の25%未満だった。

コロナ感染による死亡者は1人。また他にも数人が入院した。一方、健康で若い乗組員らは感染しても一般の人よりも持ちこたえ、ほとんどは何の症状も見られなかった。

ある当局者は約400人の志願者が血清検査に参加したと指摘。これは予定人数の1000人を下回ったものの、統計上の関連データを提供するには十分だったと語った。同空母の乗組員は約4800人。

調査結果は早ければ9日にも正式に発表されるという。

米海軍はコメントを控えた。

[ロイター]


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