最新記事

感染症

フランス、新型コロナウイルス死者4000人突破 世界で4カ国目

2020年4月2日(木)09時40分

フランス保険当局は1日、新型コロナウイルスの死者が509人増え、合計4032人に達したと発表した。パリ近郊で撮影(2020年 ロイター/CHARLES PLATIAU)

フランス保険当局は1日、新型コロナウイルスの死者が509人増え、合計4032人に達したと発表した。新型コロナの死者が4000人を超えるのはイタリア、スペイン、米国に続き4カ国目。

ただ死者の増加ペースは3日ぶりに鈍化した。新型コロナ感染拡大抑制に向けたフランスの全土封鎖措置は3週目に入っている。

フィリップ首相は同措置について、一斉に解除するのではなく、段階的に縮小していくことになるだろうとの見解を示した。具体的な時期には言及しなかった。

政府は3月17日から少なくとも4月15日まで必要な場合を除いて自宅にとどまるよう国民に指示している。

政府の統計には病院で死亡した患者数しか含まれていない。当局は近く、高齢者施設などでの死者も含めるとしており、死者数の急増が見込まれる。

感染者数は9%増の5万6989人。前日の増加率は17%だった。重体の患者も前日から8%増え6017人となった。

フランスは集中治療室のベッド数を危機前の5000床から約1万床に増やしており、可能な限り早期に1万4500床を確保することを目指している。

イタリアの新型コロナによる死者は1万3155人で世界の約30%に相当。スペインの死者は9053人。米国はフランスと同様、4000人超となっている。

4カ国を合わせた死者数は世界全体(4万5000人超)の約3分の2に上る。

*内容を追加しました。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

【関連記事】
・BCGワクチンの効果を検証する動きが広がる 新型コロナウイルス拡大防止に
・中国からの医療支援に欠陥品多く、支援の動機を疑えとEU警告
・人前で「コロナ」と言ったりマスクをするだけで逮捕される国とは


cover200407-02.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年4月7日号(3月31日発売)は「コロナ危機後の世界経済」特集。パンデミックで激変する世界経済/識者7人が予想するパンデミック後の世界/「医療崩壊」欧州の教訓など。新型コロナウイルス関連記事を多数掲載。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イランと同盟のシーア派組織、軍事力低下でも攻撃激化

ワールド

中国政府、国有石油大手からの備蓄放出要請を拒否=関

ワールド

イラク、原油生産日量140万バレルで維持=石油相

ビジネス

午前の日経平均は続落、一時1100円超安 中東情勢
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 2
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車整備は収入増、公認会計士・税理士は収入減
  • 3
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃に支持が広がるのか
  • 4
    「イラン送りにすべき...」トランプ孫娘、警護隊引き…
  • 5
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 6
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 7
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 8
    2万歩でも疲れない? ディズニー・ユニバで足が痛く…
  • 9
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 10
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 10
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中