最新記事

米政権

SNSで嘘発覚? トランプは夏休みを全力でエンジョイ

2017年8月7日(月)19時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

7月17日、大好きなゴルフ場に現れたトランプ Kelvin Kuo-USA TODAY Sports-REUTERS

<オバマの夏休みを批判していたのを棚に上げ、自分はそれよりも長い休暇に入ったトランプ。世間の批判も露知らず。夏を大いに満喫しているようだ>

8月4日、ホワイトハウスを出発し、自身のゴルフ場「トランプ・ナショナルゴルフクラブ・ベッドミンスター」のあるニュージャージー州に飛んだドナルド・トランプ米大統領が、早速、SNSを賑わせている。

トランプは就任前、バラク・オバマ前大統領に対して「仕事を楽しいと思えないのなら、合っていないということだ」などと、休みを取ることを暗に批判。CNNによれば、2016年8月には「(大統領に就任したら)ゴルフをプレーする時間を持つつもりはない」とまで言っていた。そこで今回トランプは、自分の夏休みは「ワーキング・バケーション(働く休暇)」と主張し、あくまで、休みではなく仕事という名目を強調しながら、17日間の日程でホワイトハウスを留守にする。

【参考記事】オバマ家の夏休みに文句をつけるな

しかし、大好きなゴルフ場についたトランプは、そんなこともすっかり忘れてしまったのか。「大統領の夏休み」に遭遇した、施設の利用客がSNSに投稿した写真には、仕事から解放されてリラックスし、ゴルフに勤しむトランプの姿があった。

(「Working」。とても楽しそうに「働いている」)


トランプはこの投稿の約1時間前に、仕事をしているアピールとも取れるツイートをしていた。

(「ホワイトハウスで改修工事をしているから、ベッドミンスターで仕事をしている。会議に電話に。これは休暇じゃない!」)


【参考記事】トランプはゴルフしすぎ、すでに税金11億円以上浪費
【参考記事】トランプの「嘘」まとめ(就任式、対日要求ほか)

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

お知らせ=重複記事を削除します

ビジネス

高市首相、18日に植田日銀総裁と会談 午後3時半か

ワールド

EU、ウクライナ支援で3案提示 欧州委員長「組み合

ワールド

ポーランド鉄道爆破、前例のない破壊行為 首相が非難
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生まれた「全く異なる」2つの投資機会とは?
  • 3
    「中国人が10軒前後の豪邸所有」...理想の高級住宅地「芦屋・六麓荘」でいま何が起こっているか
  • 4
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 5
    悪化する日中関係 悪いのは高市首相か、それとも中国…
  • 6
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 7
    南京事件を描いた映画「南京写真館」を皮肉るスラン…
  • 8
    レアアースを武器にした中国...実は米国への依存度が…
  • 9
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 10
    反ワクチンのカリスマを追放し、豊田真由子を抜擢...…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 4
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 5
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 6
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 7
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 8
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 9
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 10
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 5
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 9
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 10
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中