最新記事

選挙

インドネシア大統領、国民の統合呼び掛け ジャカルタ知事選で

2017年4月19日(水)17時51分

4月19日、インドネシアのジャカルタ特別州で知事選の決選投票が行われた。開票を行う選管委員ら(2017年 ロイター/Darren Whiteside)

インドネシアのジャカルタ特別州で19日、知事選の決選投票が行われた。キリスト教徒の現職とイスラム教徒の候補の決選投票となり、宗教的な緊張が高まる中、インドネシアのジョコ大統領は国民の統合を呼び掛けた。

決選投票を巡っては、ジャカルタ・ポスト紙が今週、同国史上で「最も汚く、最も分極化して対立した」と表現したが、警察によると、19日午前、投票はスムーズに行われた。

ジョコ氏は、ジャカルタ中心部の投票所で投票した後に声明を発表。「政治的な違いは、私たちの統合を壊すべきではない。誰が選ばれようと、受け入れなければならない」と述べた。

民間調査機関の暫定的な開票結果によると、イスラム教徒のアニス・バスウェダン前教育・文化相の得票率は57%で、キリスト教徒で中国系の現職バスキ・プルナマ(アホック)知事の43%を大きく引き離している。

インドネシアの首都であり商業の中心地でもあるジャカルタ特別州知事選は、2019年の大統領選の前哨戦とみられている。

ジョコ大統領の与党がバスキ氏を支持。一方、2014年の大統領選でジョコ氏に敗れ、次回の大統領選に出馬する可能性もある元軍高官のプラボウォ・スビアント氏がアニス氏を支持している。

[ジャカルタ 19日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニュース速報

ワールド

英首相に早期辞任圧力、離脱協定案巡り与党内で強い反

MAGAZINE

特集:ニュースを読み解く 哲学超入門

2019-5・28号(5/21発売)

トランプ現象、移民、監視社会、SNS...... AIも解答不能な難問にあの思想家ならこう答える

人気ランキング

  • 1

    日本の正社員の給与の約半分は40~50代前半の社員に支払われている

  • 2

    アメリカの衛星が捉えた金正恩「深刻な事態」の証拠写真

  • 3

    パリで過熱する日本ブーム 300万人が訪れた「ジャポニスム2018」の立役者たち

  • 4

    利他の心に立つ稲盛和夫が活用する京都の日本庭園「…

  • 5

    日本人の英語が上手くならない理由 『日本人の英語…

  • 6

    女性の体は、弱い精子をブロックする驚くほど洗練さ…

  • 7

    京都を愛したデヴィッド・ボウイが涙した正伝寺の日…

  • 8

    ロシア爆撃機がアラスカに接近、米戦闘機がインター…

  • 9

    「作り物」のクイーン賛歌は、結局本物にはかなわない

  • 10

    「ディズニーパークに遺灰がまかれている」という都…

  • 1

    29年前の「女子高校生コンクリート詰め殺人事件」の容疑者が再犯 少年法見直しの議論は海外にも 

  • 2

    「人肉は食べ飽きた」と自首した男と、とんでもない「仲間」たち

  • 3

    「売春島」三重県にあった日本最後の「桃源郷」はいま......

  • 4

    アメリカがイランを攻撃できない理由──「イラク侵攻…

  • 5

    ジョンベネ殺害事件で、遂に真犯人が殺害を自供か?

  • 6

    女性の体は、弱い精子をブロックする驚くほど洗練さ…

  • 7

    現代だからこそ! 5歳で迷子になった女性が13年経て…

  • 8

    元TBSアナ久保田智子:不良だった私が東大に入るまで

  • 9

    トランプの言うことは正しい

  • 10

    日本の正社員の給与の約半分は40~50代前半の社員に…

  • 1

    徴用工問題で日韓が近づく危険な限界点

  • 2

    「英王室はそれでも黒人プリンセスを認めない」

  • 3

    全長7mの巨大ヘビが女性を丸のみ インドネシア、被害続発する事情とは

  • 4

    29年前の「女子高校生コンクリート詰め殺人事件」の…

  • 5

    59歳の人気ランジェリーモデルは5年前まで普通のお母…

  • 6

    「売春島」三重県にあった日本最後の「桃源郷」はい…

  • 7

    現代だからこそ! 5歳で迷子になった女性が13年経て…

  • 8

    金正恩の「最愛の妹」身辺に異変か......「米朝決裂…

  • 9

    地下5キロメートルで「巨大な生物圏」が発見される

  • 10

    10%の食塩水1kg作るのに必要な塩と水は? 大学生が「%…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 資産運用特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
広告営業部員ほか求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月