最新記事

韓国政治

朴大統領の支持率が過去最低に、選挙準備整わない野党は慎重姿勢

2016年11月2日(水)18時47分

11月2日、韓国の朴槿恵大統領の親友、崔順実氏の国政介入疑惑をめぐるスキャンダルで、与党セヌリ党は混乱しているが、大統領選挙の予定は来年12月だったため野党も準備が整っていない。写真は記者会見で謝罪する朴槿恵大統領。ソウルの大統領官邸「青瓦台」で、10月撮影。提供写真(2016年 ロイター/聯合ニュース)

 韓国の朴槿恵大統領の親友、崔順実氏の国政介入疑惑をめぐるスキャンダルで、与党セヌリ党は混乱しているが、大統領選挙の予定は来年12月だったため野党も準備が整っていない。

 世論調査機関リアルメーターによると、朴大統領の支持率は過去最低の17.5%に低下。検察当局は、崔氏が国政に影響を及ぼしたり、大統領との友人関係を利用して個人的な利益を得ていないかどうかを捜査している。

 この問題が表面化して以来、野党は慎重な姿勢に徹し、朴大統領の辞職や弾劾要求を控えている。

 大統領が辞職した場合、法律により60日以内に選挙を行う必要がある。アナリストによると野党は今のところ政権を担う準備ができていない。韓国政治アカデミーの金萬欽院長は「朴大統領が辞職すれば大混乱状態になる。誰もが1年間の選挙戦を念頭に置いていた」と述べた。

[ソウル 2日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

デジタルユーロ、小口決済インフラの基盤に=ECBチ

ワールド

米韓、初日の貿易協議は合意なし あすも継続=聯合ニ

ビジネス

米航空会社の税引き前利益、冬の嵐で3.8億ドル減少

ビジネス

米政権、ウォーシュ氏のFRB議長指名へ準備=ブルー
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 3
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大胆な犯行の一部始終を捉えた「衝撃映像」が話題に
  • 4
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 5
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 6
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 7
    日本経済を中国市場から切り離すべきなのか
  • 8
    配達ライダーを飲み込んだ深さ20メートルの穴 日本…
  • 9
    致死率高い「ニパウイルス」、インドで2人感染...東…
  • 10
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 5
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 6
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 7
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 8
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中