最新記事

2016米大統領選

退役軍人めぐりトランプ発言が波紋 陣営が擁護の声明

2016年10月4日(火)19時43分

10月3日、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏の陣営は、同氏が戦場から帰還した兵士らの精神衛生改善が必要だとした発言を、擁護する声明を発表した。同発言がなされた退役軍人の会合(バージニア州ハーンドン)で撮影(2016年 ロイター/Mike Segar)

 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏の陣営は、同氏が戦場から帰還した兵士らの精神衛生改善が必要だとした発言を、擁護する声明を発表した。

 トランプ氏は、バージニア州で行われた退役軍人の会合で、帰還兵らの多くは「強い」が、戦場で見たことを「処理できない」人々もいると発言。

 これに対し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症した帰還兵らは弱いと示唆する意図があり、侮辱的との批判が上がっている。

 トランプ氏の軍事問題アドバイザーを務めるマイケル・フリン前国防情報局(DIA)局長は文書で、発言は「有権者と退役軍人をあざむくために」文脈を逸脱して抜粋されたと説明。会合で発言の原因となる質問をした海兵隊関係者は、否定的な反応に「胸が悪くなる」と述べ、トランプ氏の言葉が操作されていると非難した。

 退役軍人省と民主党候補ヒラリー・クリントン氏陣営のコメントは、いずれも得られていない。

[ニューヨーク 3日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ウクライナ、中東紛争でインフレ加速へ 目標達成へあ

ビジネス

国債管理政策は市場との丁寧な対話に尽きる=長期金利

ワールド

シンガポール中銀が金融引き締め、市場予想通り

ワールド

シンガポールGDP、第1四半期は前年比4.6%増 
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:台湾有事の新シナリオ
特集:台湾有事の新シナリオ
2026年4月21日号(4/14発売)

地域紛争の「大前提」を変えた米・イラン戦争が台湾侵攻の展開に及ぼす影響をシミュレーション

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本は「イノベーションのやり方」を忘れた...ホンダ「EV撤退」が示す、日本が失った力の正体
  • 2
    「いい加減にして...」ケンダル・ジェンナーの「目のやり場に困る」姿にネット騒然
  • 3
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国防軍は崩壊寸前」
  • 4
    【銘柄】イラン情勢で「任天堂」が急落 不確実な相…
  • 5
    トランプがまた暴走?「イラン海上封鎖」の勝算
  • 6
    目のやり場に困る...元アイスホッケー女性選手の「密…
  • 7
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 8
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 9
    「違法レベル...」ゼンデイヤの「完全に透けて見える…
  • 10
    BTS再始動、3年9カ月の沈黙を経て──変わる音楽市場で…
  • 1
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 2
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 3
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 7
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国…
  • 8
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 9
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 10
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 10
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中