最新記事

2016米大統領選

クリントン氏「一家の慈善団体は国務長官の職務に影響せず」 事業縮小し提携相手を探す

2016年8月29日(月)10時18分

米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は26日、一家の慈善団体「クリントン財団」について、国務長官在任中に財団の活動が自身の責務に影響を及ぼしたことはないと言明した。写真は15日、ペンシルバニア州スクラントンで撮影(2016年 ロイター/Charles Mostoller)

  米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は26日、一家の慈善団体「クリントン財団」について、一部の慈善事業縮小に向け、提携相手を模索していると明らかにした。そのうえで、国務長官在任中に財団の活動が自身の責務に影響を及ぼしたことはないと言明した。

クリントン氏はMSNBCとのインタビューで「財団は提携相手を探しているが、時間がかかるだろう」と指摘。「簡単にプログラムを中止することはできないため、段階的に縮小するには時間がかかる。提携相手との交渉もかなり骨の折れる仕事だ」と述べた。

そのうえで「私の国務長官としての仕事が外部の圧力に影響されたことはない。すべての政策決定は、米国民の安全維持と海外における米国の利益保護に必要との判断に基づき行った。私の側近も適切な行動をとってきたと確信している」と語った。

クリントン財団をめぐっては、寄付などをめぐり、クリントン氏の利益供与疑惑が浮上している。財団は今後、一部の海外からの寄付や企業献金を受け取らない方針も示しているほか、財団の立ち上げに関わった夫のビル・クリントン元米大統領は、ヒラリー・クリントン氏が11月の大統領選で勝利することになれば、役員を辞任する意向を表明している。



[ワシントン 26日 ロイター] -


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

英GDP、第4四半期は前期比+0.1%で速報値から

ビジネス

フィッチ、ホンダの格付けをA‐に引き下げ 見通しは

ビジネス

豪ガス超過利得税に業界反発、投資意欲損なうと批判

ワールド

日・インドネシア両首脳、エネルギー安保の観点で連携
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 5
    アリサ・リュウの自由、アイリーン・グーの重圧
  • 6
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 7
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 8
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 9
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 10
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカ…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 6
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 9
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 10
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中