最新記事

2016米大統領選

アメリカ民主党大会は波乱の開幕 党幹部が辞任、サンダース支持者がヒラリー批判

2016年7月26日(火)10時53分

7月25日、米民主党の全国党大会が東部フィラデルフィアで開幕した。党政策綱領を採択し、ヒラリー・クリントン前国務長官を党候補に正式指名する。写真はノースカロライナ州で撮影(2016年 ロイター/Brian Snyder)

 米民主党の全国党大会が25日、東部フィラデルフィアで開幕した。党政策綱領を採択し、ヒラリー・クリントン前国務長官を党候補に正式指名する。

 4日間の日程で行われるが、全国委員会のワッサーマンシュルツ委員長が、候補者選びの過程でクリントン氏に肩入れしていた疑惑が浮上し突然辞任を表明するなど、波乱の開幕となった。

 この日、クリントン氏と候補指名を争ったバーニー・サンダース上院議員が登壇。サンダース氏はすでにクリントン氏への支持を表明しており、11月の本選で共和党候補のドナルド・トランプ氏に勝利するため、クリントン氏支持で党内が結束することを呼びかけた。

 一方、サンダース支持者はこれに反発。ヒラリー氏批判が沸き起こり、会場は一時騒然とした。

 共和党候補のトランプ氏は早速ツイッターで「共和党の党大会はあんなにうまくいったのに、民主党党大会はばらばらだ」と攻撃した。

[フィラデルフィア 25日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日銀には賃金上昇伴う2%目標実現へ適切な政策運営期

ビジネス

イーライリリー、米で肥満症薬「ゼップバウンド」の価

ワールド

トランプ氏、マドゥロ氏の要求拒否 国外退去期限切れ

ビジネス

新発30年債利回りが3.410%に上昇、過去最高水
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
特集:日本時代劇の挑戦
2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「世界一幸せな国」フィンランドの今...ノキアの携帯終了、戦争で観光業打撃、福祉費用が削減へ
  • 2
    【クイズ】1位は北海道で圧倒的...日本で2番目に「カニの漁獲量」が多い県は?
  • 3
    【クイズ】次のうち、マウスウォッシュと同じ効果のある「食べ物」はどれ?
  • 4
    【銘柄】関電工、きんでんが上昇トレンド一直線...業…
  • 5
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙す…
  • 6
    中国の「かんしゃく外交」に日本は屈するな──冷静に…
  • 7
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファ…
  • 8
    600人超死亡、400万人超が被災...東南アジアの豪雨の…
  • 9
    メーガン妃の写真が「ダイアナ妃のコスプレ」だと批…
  • 10
    コンセントが足りない!...パナソニックが「四隅配置…
  • 1
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで墜落事故、浮き彫りになるインド空軍の課題
  • 2
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファール勢ぞろい ウクライナ空軍は戦闘機の「見本市」状態
  • 3
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙すぎた...「心配すべき?」と母親がネットで相談
  • 4
    100年以上宇宙最大の謎だった「ダークマター」の正体…
  • 5
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 6
    【クイズ】次のうち、マウスウォッシュと同じ効果の…
  • 7
    128人死亡、200人以上行方不明...香港最悪の火災現場…
  • 8
    【寝耳に水】ヘンリー王子&メーガン妃が「大焦り」…
  • 9
    【銘柄】関電工、きんでんが上昇トレンド一直線...業…
  • 10
    子どもより高齢者を優遇する政府...世代間格差は5倍…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 3
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 7
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 8
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 9
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中