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米大統領選

失速ヒラリーが乗り出す「私だって人間」作戦

2015年9月18日(金)18時00分
ジャック・マルティネス

 折しも、大統領選のカギを握るニューハンプシャー州とアイオワ州での世論調査で、クリントンは民主党候補指名を狙う無所属のバーニー・サンダース上院議員に抜かれ、支持率2位に落ちた。メール問題に関しては強気の姿勢を貫いてきたが、先週になって「申し訳なく思う」と発言し、初めて謝罪した。

 感情を出すのはクリントンにとってプラス、と指摘されたこともある。いい例が08年大統領選予備選での一件だ。支持率が落ちていた彼女は有権者の前で涙を見せ、ニューハンプシャー州で勝利をつかんだ。

 メール問題への対応をはじめ、クリントンは既にいくつかミスをしている。イメージ刷新を図るのは、支持獲得には人間味がものをいうと分かっているから。おかげで人気が上向くかどうかは、なんとも言えないが。

[2015年9月22日号掲載]

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