時事問題のチェックにどれほど時間を費やしているか、意識することも重要だ。ついスクロールを続けてしまうなら、タイマーを設定するのも1つの方法。スマホを使うときは、やろうとしていたことだけをやるようにしよう。

こうした対策を難しいと感じるなら、ニュースやソーシャルメディアのアプリを削除したり、Wi-Fiルーターの電源をオフにすべきだ。スマートフォンの利用限度を定める助けになる。

ドゥームスクローリングの悪循環を避けるには、テレビや携帯端末、コンピューターを完全に遠ざけるデジタルデトックスも格好の手段になる。

最大限の効果があるのは長期間のデトックスだが、簡単に実行できるとは限らない。1日に数時間でいい。スマホを置いて散歩をしたり友人に会ったり、読書をしてリラックスすれば、デジタル機器との関係により意識的になれる。

どんなに頑張ってもドゥームスクローリングの習慣を断ち切れず、メンタルヘルスや生活の質(QOL)が影響を受けているなら、医療のプロの力を借りてほしい。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 がん個別化医療が救う命
2026年9月15日号(9月8日発売)は「がん個別化医療が救う命」特集。

ゲノム医療から「自分に合う治療」を探す時代へ[PLUS]手記「ステージ4のがんをクスリで治す」(ジャーナリスト・金田信一郎)

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます