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2つのシンプルな行動で「指示通りに動く部下」が育つ!...1つ目は「名前呼び」、もう1つは?

2025年2月28日(金)16時35分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
ビジネスマン

comzeal images-shutterstock

<人は信頼している人物の言うことに従いたくなる。メンタルコーチが教える、相手を信頼させる簡単なアプローチ方法とは?>

「相手に指示通りに動いてもらうために絶対に必要なこと、それは信頼関係だ」とメンタルコーチで「目標実現の専門家」大平信孝氏は言う。

脳科学とアドラー心理学を組み合わせた、独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発した大平氏によると、信頼関係を構築するには長い時間がかかると思うかもしれないが、実際には今すぐに始められるシンプルな方法が2つある。

この2つの方法について、大平氏の著書『感情的にならず相手を「すぐやる人」にする34のコツ』(かんき出版)の一部を再編集して紹介する(本記事は第1回)。

◇ ◇ ◇

アプローチ方法を間違えると人は動かなくなる

頼んだことをすぐやってほしい。
指示通りに動いてほしい。

そのために、絶対に必要なことがあるのですが、何だと思いますか?

それは、相手との信頼関係です。

AさんとBさんという2人の上司がいたとします。

Aさんは、あなたが相談や提案を持ちかけると、とにかく親身になって聞いてくれます。あなたが話している間はけっして口を挟みません。こちらの話が終わると「そうなんだ」と言って、いつもちょっとしたアドバイスをくれます。

一方のBさんは、あなたが相談や提案を持ちかけると、話が終わらないうちに「それなら、こっちのやり方のほうがいいんじゃない?」とか「その考えは違うと思うよ」と、否定的な意見を言います。こちらが話しかけているのに、気が付くといつもBさんの独演会になってしまいます。

さて、あなたはどちらの言うことを聞きたいと思いますか?

Aさん、と答える方がほとんどでしょう。

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