プレスリリース

イリス、スタットピール社のナノ物質環境暴露量測定装置をNanotech2023にて紹介

2023年02月01日(水)10時30分
産業機器輸入商社の株式会社イリス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ハルトムート・パネン)は、2023年2月1日~3日の間に東京ビッグサイトで開催のナノテック2023に出展し、カーボンナノチューブ(CNT)など有害ナノ物質の環境暴露量モニタリング装置を開発・製造する、スイス・スタットピール(Stat Peel AG)社の技術を紹介いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/344047/LL_img_344047_1.png
スタットピール社ロゴ

今回、ナノカーボンオープンソリューションフェア内にあります、当社のブース(東京ビッグサイト東1ホール・ブース番号1W-13-19)では、スタットピール社のカーボンナノチューブ検出用バッジの実機展示による技術紹介を行います。

スタットピール社は、作業員または作業現場において簡単に使用可能なナノファイバーの集塵バッジの開発、そしてバッジからナノファイバーの確実な同定とデータ収集を同時に行う検出システムの開発をしております。

同社のナノ物質検出器は、ラマン分光法によりカーボンナノチューブやナノパウダー、ナノファイバー高精度検出に関して、日本をはじめとした各国で特許を取得しており、高性能センサーによりナノ物質の定量検出を可能としています。

同社のカーボンナノチューブ曝露量測定装置Identifier Cを用いる事で、作業者への携帯や作業環境室内への設置に最適化された小型バッジ内にセットされたフィルタースライドに集塵された、環境中に浮遊しているカーボンナノチューブを定量的に測定することが可能となり、また作業ログの収集やデータベース化も自動的に行われるため、環境暴露量の日常的な測定が容易にできるようになります。

ナノファイバー等危険物質の存在をモニタリングして状況を可視化することにより、今後起こりうる人体の健康上のリスクを回避することができます。そして、安全な作業環境の確保こそが、幅広い用途向けの新しいナノ材料による高機能材料の安全な製造を可能にします。

日本市場における販売・サポートは株式会社イリスが輸入総代理店として日本のお客様への提案活動を展開してまいりますので、今後ともご愛顧いただきますよう宜しくお願いいたします。

今回の展示会に際し、当社ブースには、スタットピール社CEO・ルドルフ=ビエリ(Rudolf Bieri)氏も滞在予定であり、皆様をブースにてお待ちしております。
ご来場の際にはぜひスタットピール社ブース・東1ホール・ブース番号1W-13-19にお立ち寄りください。


【スタットピール社について】
スタットピール社はスイス中部・グラールスに本社・研究拠点を置き、最新のナノ粒子分析法、データ分析テクノロジーを使用して、人や施設を有害なナノ物質汚染から保護するのに役立つ統合センシングソリューションを提供しています。
同社は最先端のナノ物質検出・曝露量測定を最重要研究課題とし、ナノテクノロジー、毒物学、職場安全・労働衛生に関する世界中のイベントや会議に積極的に参加しています。
ウェブ: https://www.statpeel.com


【イリスについて】
株式会社イリスは、幕末の1859年に長崎・出島で設立された現存する日本最古の外資系企業であり、ドイツの技術専門商社・エンジニアリング会社でもあります。
創業以来162年間、日本のお客様に欧州のトップクラスの生産加工設備・搬送機器・検査装置・素材・ソリューションなどを提案し、アフターサービスも併せて提供し続けてまいりました。現在、日本では3拠点(東京、名古屋、大阪)で事業展開をしております。
ウェブ: https://www.irisu.jp


【株式会社イリス会社概要】
商号 : 株式会社イリス
代表取締役社長: ハルトムート・パネン
所在地 : 〒141-0021 東京都品川区上大崎3-12-18 イリスビル
創業 : 1859年(安政6年)
事業内容 : 産業機器・技術輸出入・販売
URL : http://www.irisu.jp


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ウクライナ、北東部国境の町の6割を死守 激しい市街

ビジネス

インフレ率低下、持続可能かの判断は時期尚早=ジェフ

ビジネス

インフレ指標に失望、当面引き締め政策が必要=バーF

ビジネス

物価目標達成に向けた確信「時間かかる」=米アトラン
MAGAZINE
特集:スマホ・アプリ健康術
特集:スマホ・アプリ健康術
2024年5月28日号(5/21発売)

健康長寿のカギはスマホとスマートウォッチにあり。アプリで食事・運動・体調を管理する方法

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    米誌映画担当、今年一番気に入った映画のシーンは『悪は存在しない』のあの20分間

  • 2

    「隣のあの子」が「未来の王妃」へ...キャサリン妃の「ロイヤル大変貌」が話題に

  • 3

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 4

    中国の文化人・エリート層が「自由と文化」を求め日…

  • 5

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された─…

  • 6

    SNSで動画が大ヒットした「雨の中でバレエを踊るナイ…

  • 7

    「EVは自動車保険入れません」...中国EVいよいよヤバ…

  • 8

    エジプトのギザ大ピラミッド近郊の地下に「謎めいた…

  • 9

    9年前と今で何も変わらない...ゼンデイヤの「卒アル…

  • 10

    「親ロシア派」フィツォ首相の銃撃犯は「親ロシア派…

  • 1

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 2

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両を一度に焼き尽くす動画をウクライナ軍が投稿

  • 3

    エジプトのギザ大ピラミッド近郊の地下に「謎めいた異常」...「極めて重要な発見」とは?

  • 4

    「EVは自動車保険入れません」...中国EVいよいよヤバ…

  • 5

    原因は「若者の困窮」ではない? 急速に進む韓国少…

  • 6

    「隣のあの子」が「未来の王妃」へ...キャサリン妃の…

  • 7

    北米で素数ゼミが1803年以来の同時大発生、騒音もダ…

  • 8

    SNSで動画が大ヒットした「雨の中でバレエを踊るナイ…

  • 9

    「まるでロイヤルツアー」...メーガン妃とヘンリー王…

  • 10

    プーチン5期目はデフォルト前夜?......ロシアの歴史…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 4

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 5

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 6

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 7

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 8

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 9

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 10

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中