米中首脳が電話会談、ＴｉｋＴｏｋ巡る合意模索 通商も議題か

トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が１９日、電話会談を行った。２０１９年１１月撮影（２０２５年　ロイター/Dado Ruvic）

［ワシントン　１９日　ロイター］ - トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が１９日、電話会談を行った。中国国営メディアが報じたほか、米政府高官が明らかにした。両首脳は中国系動画投稿アプリ「ＴｉｋＴｏｋ（ティックトック）」の米事業の継続に向けた合意を模索すると同時に、貿易を巡る米中間の緊張緩和を図っている。

トランプ氏と習氏の電話会談は３カ月ぶり。米政府高官によると、電話会談は東部時間午前８時（日本時間午後９時））に開始された。中国中央テレビ（ＣＣＴＶ）は会談の具体的な内容について報じていない。米ホワイトハウスも今のところコメントしていない。

米中は１５日、スペイン・マドリードで実施した閣僚級協議でＴｉｋＴｏｋの米事業売却を巡り枠組みで合意。トランプ氏は１９日に中国の習近平国家主席と行う電話会談で最終確認するとしていた。