米大統領、CDC次期所長にモナレズ氏を指名へ

3月24日、トランプ米大統領は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、疾病対策センター(CDC)の次期所長に現在同センターの所長代理を務めるスーザン・モナレズ氏を指名する予定だと明らかにした。アトランタのCDC本部で2014年9月撮影(2025年 ロイター/Tami Chappell)
Jeff Mason
[24日 ロイター] - トランプ米大統領は24日に自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、疾病対策センター(CDC)の次期所長に現在同センターの所長代理を務めるスーザン・モナレズ氏を指名する予定だと明らかにした。
モナレズ氏は国土安全保障省やホワイトハウス科学技術政策局などを歴任し、医療高等研究計画局(ARPA-H)の副局長からCDCに転じた。政府機関での勤務は20年間に及ぶ。
CDCの所長として、ワクチン反対派として知られるロバート・ケネディ・ジュニア厚生長官の指示を受けることになるが、ワクチンに対するモナレズ氏の立場はあまり知られていない。
ホワイトハウスはデビッド・ウェルドン元下院議員をCDCの次期所長に充てる方針だったが、今月指名を撤回した。当時ウェルドン氏はロイターの取材に、上院で人事の承認を得るのに十分な賛成が得られないと理由を説明されたと述べていた。