ニュース速報

ワールド

中国、APEC成功へ建設的役割を果たす用意 王外相が表明

2023年09月26日(火)14時00分

中国の王毅外相は26日、米サンフランシスコで11月に開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の成功に向けて中国は建設的な役割を果たす用意があると表明した(2023年 ロイター/Shubing Wang)

[北京 26日 ロイター] - 中国の王毅外相は26日、米サンフランシスコで11月に開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の成功に向けて中国は建設的な役割を果たす用意があると表明した。

「世界最大の途上国として、またAPECの重要なメンバーとして国際社会の期待に応え、今年のAPEC成功に建設的な役割を果たす用意がある」と記者会見で述べた。

中国の習近平国家主席は今月インドで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議を公式な説明なしに欠席した。これを受け米国は、中国がG20に見切りをつけて別の世界秩序を構築しようとしていると指摘した。

習氏がAPEC首脳会議に出席するかとの問いに対し、王氏は「われわれや全ての当事者は米国が開催国としての責任を認識し、オープンな姿勢や公平性、包摂性、責任感を示し、会議を円滑に開催するためのより良い条件を作り出すことを望む」と述べた。

米中は台湾などを巡る緊張を抱えながらも徐々に対話を再開しており、APECに合わせた首脳会談実現に期待が高まっている。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

訂正-〔アングル〕米アマゾン、オープンAIとの新規

ビジネス

日経平均は反発、調整の反動で買い戻し 伸び悩みも

ビジネス

訂正-リクルートHD、今期の純利益予想を上方修正 

ビジネス

スクエニHD、純利益予想を下方修正 118億円の組
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 3
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイロットが撮影した「幻想的な光景」がSNSで話題に
  • 4
    NY市長に「社会主義」候補当選、マムダニ・ショック…
  • 5
    「なんだコイツ!」網戸の工事中に「まさかの巨大生…
  • 6
    カナダ、インドからの留学申請74%を却下...大幅上昇…
  • 7
    もはや大卒に何の意味が? 借金して大学を出ても「商…
  • 8
    約500年続く和菓子屋の虎屋がハーバード大でも注目..…
  • 9
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 10
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 4
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 5
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 6
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 7
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 8
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 9
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 10
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中