ニュース速報

ワールド

アルゼンチン外貨準備が改善へ、75億ドル金融支援で=IMF

2023年08月28日(月)09時47分

 8月25日、国際通貨基金(IMF)は、アルゼンチン向け金融支援を承認したことを受け、短期的に外貨準備の状況が改善するとの見方を示した。写真はブエノスアイレスの国会議事堂前で2022年3月撮影(2023年 ロイター/Agustin Marcarian)

[25日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は25日、アルゼンチン向け金融支援を承認したことを受け、短期的に外貨準備の状況が改善するとの見方を示した。

IMFは23日に開いた理事会で、同国向けに借り換え融資の75億ドルの払い込みを正式に承認した。440億ドルの拡大信用供与措置(EFF)の5回目と6回目のレビューが完了したことを受けた動き。

IMFは「このパッケージは、為替制度強化やインフレ抑制に向けたマクロ経済引き締め策、無秩序な市場圧力リスクの軽減により短期的に外貨準備を急速に回復させ、財政秩序を強化することに焦点を当てている」と説明した。

アルゼンチンでは干ばつや通貨安で経済情勢が悪化している。

IMFは、干ばつの状況緩和は国内経済の成長を支えるが、「経済の不均衡に対処するための政策がもたらす逆風」で回復は緩やかになるとの見通しを示した。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

NZ補給艦、今月台湾海峡を通過 中国軍が追跡・模擬

ワールド

香港高層住宅群で大規模火災、44人死亡・279人不

ビジネス

注意深く適切に、遅すぎず早すぎずやらなければならな

ビジネス

中国IT大手、AI訓練を国外移転 エヌビディア半導
MAGAZINE
特集:ガザの叫びを聞け
特集:ガザの叫びを聞け
2025年12月 2日号(11/26発売)

「天井なき監獄」を生きるパレスチナ自治区ガザの若者たちが世界に向けて発信した10年の記録

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで墜落事故、浮き彫りになるインド空軍の課題
  • 2
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファール勢ぞろい ウクライナ空軍は戦闘機の「見本市」状態
  • 3
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」〈注目記事〉
  • 4
    【クイズ】次のうち、マウスウォッシュと同じ効果の…
  • 5
    7歳の娘の「スマホの検索履歴」で見つかった「衝撃の…
  • 6
    がん患者の歯のX線画像に映った「真っ黒な空洞」...…
  • 7
    ミッキーマウスの著作権は切れている...それでも企業…
  • 8
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 9
    ウクライナ降伏にも等しい「28項目の和平案」の裏に…
  • 10
    あなたは何歳?...医師が警告する「感情の老化」、簡…
  • 1
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判殺到、そもそも「実写化が早すぎる」との声も
  • 2
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」〈注目記事〉
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
  • 5
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 6
    マムダニの次は「この男」?...イケメンすぎる「ケネ…
  • 7
    AIの浸透で「ブルーカラー」の賃金が上がり、「ホワ…
  • 8
    海外の空港でトイレに入った女性が見た、驚きの「ナ…
  • 9
    【銘柄】イオンの株価が2倍に。かつての優待株はなぜ…
  • 10
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 7
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 10
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中