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北朝鮮、日米韓首脳会談への抗議でICBM発射も 韓国情報機関が指摘

2023年08月18日(金)02時57分

北朝鮮が8月末から9月初めに新たな偵察衛星を打ち上げる可能性があると、韓国の議員が情報当局の情報として17日に明らかにした。写真は2024年10月、スイスのジュネーブで撮影(2023年 ロイター/Denis Balibouse)

[ソウル 17日 ロイター] - 韓国の情報機関、国家情報院(NIS)は、北朝鮮が18日に開催される日米韓首脳会談に抗議し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射、その他軍事的行動を取る可能性があるとみている。NISのトップとの会議に出席した国会議員が17日、記者団に語った。

日米韓首脳会談はバイデン米大統領の主宰で大統領専用山荘のキャンプデービッドで行われる。北朝鮮は、日米韓の軍事協力拡大をアジア版北大西洋条約機構(NATO)創設につながりかねない動きと非難している。

劉相凡議員によると、北朝鮮は5月に失敗した衛星打ち上げを8月末から9月初めに再び実施する可能性がある。衛星の不具合を修正できれば、9月9日の建国記念日に合わせて打ち上げる可能性があるという。金正恩朝鮮労働党総書記は今年後半の打ち上げを優先事項としていると劉議員は指摘した。

北朝鮮とロシアが軍事面で協力を強化する動きもある。NISは、ロシアの国防相が先月訪朝し金総書記と会談した際、防衛面で広範な協力で合意したと指摘し、ロシアから北朝鮮への核ミサイル技術移転の動きがないか、注意深く監視していると述べたという。

劉議員はロシアの高官が今月北朝鮮を訪問して軍事協力の詳細を協議したもようで、8月8日にロシアの飛行機で北朝鮮から軍事物資が輸送された形跡が見つかったと述べた。

米国は16日、ロシア・北朝鮮間の武器取引に関連しているとして、3団体に制裁を課すと発表した。

韓国外務省報道官は米国の措置を歓迎し、北朝鮮の不正な武器開発や取引を抑制するための追加制裁を科すことも検討すると表明した。

「不正な武器取引など、国際社会の平和と安定を脅かす北朝鮮との軍事協力は全ての国連加盟国が直ちに停止すべきだ」と記者会見で述べた。

韓国からの警告について問われた米国のリンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使は「具体的なことは何もない。われわれは北朝鮮から予期せぬことが起きることを知っている。このため予想外の事態に備えている」と語った。

また、ロシア高官による北朝鮮訪問は国連安保理決議に違反すると批判した。

ロイター
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