ニュース速報

ワールド

農業の温暖化ガス排出削減、気候対策に不可欠=ケリー米特使

2023年05月11日(木)14時18分

 5月10日、バイデン米政権で気候変動問題を担当するケリー大統領特使(写真)は、世界的な気候変動対策において農業生産から排出される地球温暖化ガスの削減が不可欠との見解を示した。写真はワシントンで撮影(2023年 ロイター/Evelyn Hockstein)

[ワシントン 10日 ロイター] - バイデン米政権で気候変動問題を担当するケリー大統領特使は10日、世界的な気候変動対策において農業生産から排出される地球温暖化ガスの削減が不可欠との見解を示した。

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると、世界の温室効果ガス排出に占める農業部門の割合は10─12%。学術誌「ネイチャー・フード」に掲載された2021年の調査によると、包装や輸送、廃棄物管理を含む食品システム全体では3分の1を占めた。

ケリー氏はワシントンで行われた気候関連イベントで「解決策の前面かつ中心に農業を据えなければ、温暖化ガス排出を実質ゼロ(ネットゼロ)にできないし、課題も達成できない」と発言。

農業部門の排出削減なくしては、気温上昇を1.5度以下に抑制できない可能性があると指摘した。科学者らは、温暖化の最悪の影響を回避するにはこの水準の抑制が必要としている。

バイデン大統領は、米国は2050年までにネットゼロを実現すると公約している。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ロシア、ゼレンスキー氏をモスクワでの和平協議に再招

ワールド

トランプ氏、ベネズエラ空域開放を計画 米石油大手が

ワールド

次期FRB議長人選、来週発表=トランプ氏

ビジネス

米新規失業保険申請件数は1000件減、小幅減も雇用
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大胆な犯行の一部始終を捉えた「衝撃映像」が話題に
  • 3
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 4
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 5
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 6
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 7
    配達ライダーを飲み込んだ深さ20メートルの穴 日本…
  • 8
    日本経済を中国市場から切り離すべきなのか
  • 9
    致死率高い「ニパウイルス」、インドで2人感染...東…
  • 10
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 5
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 6
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 7
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 8
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中