ニュース速報

ワールド

韓国1月貿易統計、赤字額が過去最大に 予想以上に輸出急減

2023年02月01日(水)11時08分

韓国産業通商資源省が1日発表した1月の貿易統計は126億9000万ドルの赤字を記録し、月間の貿易赤字額として過去最大となった。資料写真、仁川港のコンテナターミナル、2016年5月撮影(2023年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 1日 ロイター] - 韓国産業通商資源省が1日発表した1月の貿易統計は126億9000万ドルの赤字を記録し、月間の貿易赤字額として過去最大となった。輸出が予想以上に落ち込んだことが響いた。

輸出は前年同月比16.6%減。ロイター調査による市場予想(11.3%減)以上に落ち込み、2020年5月以来の大幅なマイナスとなった。

秋慶鎬・企画財政相は、中国の長期休暇といった一時的な要因が輸出不振の原因と説明。中国の経済再開が向こう数カ月の貿易改善を後押しするとの見通しを示した。

また、貿易関連当局者会合で「政府は貿易収支の改善時期を早めるため、利用可能な全ての政策資源を動員して輸出を促進する」と表明。具体的な内容には言及しなかった。

輸入は前年比2.6%減で、市場予想(3.6%減)よりも小幅なマイナスとなった。

エコノミストらは、世界的なエネルギー価格の下落も貿易赤字の緩和につながると指摘。ハイ投資証券のパク・サンヒョン氏は「国内と中国の長期休暇が月次統計に影響したと思われる。中国のロックダウンからの再開と休暇からの復帰は、徐々にでありながらも助けになるだろう」と述べた。

政府は今年の輸出が4.5%減少すると予測しているが、産業通商資源省はマイナスを回避するためにできる限りのことをすると表明している。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=円が対ドルで上昇、介入警戒感が下支え

ビジネス

FRB政策「良好な位置」、異例の局面に対応可能=N

ビジネス

米国株式市場=総じて下落、イランとの協議巡る楽観論

ビジネス

ECB、「インフレ期待が漂流」なら迅速に対応=ギリ
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思われるドローンの攻撃を受け大炎上
  • 4
    アリサ・リュウの自由、アイリーン・グーの重圧
  • 5
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカ…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 8
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 9
    ヒドラのように生き延びる...イランを支配する「革命…
  • 10
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 10
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中