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米、北朝鮮への追加制裁を準備=サリバン大統領補佐官

2022年12月01日(木)12時25分

 サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当、写真)は1日、米政府が北朝鮮に対し追加制裁を検討していると明らかにした。写真は11月にワシントンDCで撮影(2022年 ロイター/Tom Brenner)

[ソウル 1日 ロイター] - サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は1日、米政府が北朝鮮に対し追加制裁を検討していると明らかにした。韓国ソウルで開催された米シンクタンク戦略国際問題研究所と韓国メディアグループ共催の会合で述べた。

サリバン氏はリモートで会合に参加し「現在、新たな制裁措置について作業を進めている」と述べた。詳細には踏み込まなかったものの、北朝鮮に核兵器を放棄させるために圧力と外交を行使する方針だと説明した。

バイデン大統領の北朝鮮政策の「北極星」は朝鮮半島の非核化だとし、その目標の達成方法についてパートナー国と柔軟に協力しつつ追求していくとした。

合同軍事訓練の頻度が上がるなど、米国、韓国、日本の協力体制が強化されていると指摘。空母や長距離爆撃機などの主要兵器に言及しつつ、米国は戦略的資産の地域的プレゼンスをさらに「見える化」することにも取り組んでいると説明した。

バイデン政権は課題に対し幻想を抱いておらず、引き続き北朝鮮の責任を追及していく方針を示した。

ロイター
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