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NATOがクリミア侵攻なら第3次大戦に発展も=ロシア前大統領
2022年06月28日(火)08時11分
6月28日、ロシア安全保障会議副議長のメドベージェフ前大統領は、北大西洋条約機構(NATO)加盟国がクリミア半島に侵攻すればロシアへの宣戦布告に相当し、「第3次世界大戦」につながる可能性があると警告した。モスクワで5月9日撮影(2022年 ロイター/Sputnik/Ekaterina Shtukina/Pool)
[28日 ロイター] - ロシア安全保障会議副議長のメドベージェフ前大統領は、北大西洋条約機構(NATO)加盟国がクリミア半島に侵攻すればロシアへの宣戦布告に相当し、「第3次世界大戦」につながる可能性があると警告した。ニュースサイト「Argumenty i Fakty」が27日報じた。
メドベージェフ氏は「われわれにとってクリミアはロシアの一部だ。永遠にそうだ。クリミアに侵攻するいかなる試みもわが国に対する宣戦布告だ」と発言。
「これがNATO加盟国によって行われるなら、北大西洋同盟全体との衝突を意味し、第3次世界大戦となる。完全な大惨事だ」と述べた。
フィンランドとスウェーデンがNATOに加盟した場合、ロシアは国境を強化し「報復措置の準備」をするとも述べ、両国との国境に極超音速ミサイルを配備する可能性もあるとした。
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