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ウクライナ大統領、「歴史は転換点」 ダボス会議で演説

2022年05月24日(火)11時56分

ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、「ダボス会議」でビデオ演説し、同国でロシアが侵攻を続けていることを踏まえ、世界は転換点に直面していると主張した。(2022年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[ダボス(スイス) 23日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、「ダボス会議」でビデオ演説し、同国でロシアが侵攻を続けていることを踏まえ、世界は転換点に直面していると主張。ロシア以外に侵攻を考えている国への警告として、ロシアに対する制裁を強化する必要があると訴えた。

「歴史は転換点にある。まさしく残虐な勢力が世界を支配するかどうかを決定付ける瞬間だ」と述べ、ロシア政府への一段の圧力を求めた。

「制裁は最大限にし、ロシア、その他、隣国に残虐な戦争を仕掛けたがっている潜在的侵略者が自らの行動の即効的代償を思い知らせなければならない」と述べ、石油禁輸、ロシアの全銀行の排除、あらゆる取引の解消を求めた。外国企業はロシアから完全撤退し、ロシアのIT(情報技術)産業を西側から寸断すべきだと主張した。

*動画を付けて再送します。

ロイター
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